FD2200-FD2200TS

FD2200およびFD2200TSは、集草付油圧式モアから現在得られる技術と性能の最大の表現です。
恒久的な4WDシステム、フロントモアデッキ、草をリフティングしての排出ができる大きな集草用のボックスを持っています。
ユーザーの厳しい要求でも、最新かつ強力な信頼性の高い低排出のSTAGE5エンジンと、FD2200はステアリング半径62cm、FD2200TSは60cmで、独自の操作性によりマシンの品質に満足します。また、斜面での優れた安定性とフロントモアデッキの驚くべきカッティング能力によってコンパクトになった草を収集できるシステムを組み合わせています。

優れた操作性、非常に小さいステアリング半径、短いホイールベースにより、FD2200とFD2200TSは、広々としたオープンスペースだけでなく、植物やベンチなどの障害物がある小さな狭いエリアでも、高い生産性を発揮します。
安定性は、慎重に設計された重量配分と、自動または手動で作動するディファレンシャルロックによって保証されています。

新しいSTAGE5エンジン4TNV88Cおよび3TNV88Cは、主要な大気汚染物質の排出を削減することにより、環境と人間の健康を保護します。
EGRバルブと交換可能なカートリッジ付DPF微粒子フィルターが装備されています。
先進の燃焼技術のおかげで、排出量を削減するためにDEF/AdBlue等の他の液体は必要ありません。
さらに、これらのエンジンは、サービス間隔が長くなるように設計されているため、メンテナンスに必要な時間が短縮されます。

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• グラスキャッチャーには、それぞれ230および250cmにリフティングしての排出に加えて、それぞれ30および50cmのリアオーバーハングが装備されているため、作業員はトラックから草を簡単に降ろすことができます。
  「芝地用」表面を備えた大きなホイールは、グラスキャッチャーがいっぱいの場合でも芝表面をめくりあげるのを減らします。リアピボットの車軸により、作業員は不安定な地面でも4WDトラクションを維持しながら歩道や縁石を乗り越えることができます。
  あらゆるカッティング条件に適しており、葉の収集にも最適です。

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• モアデッキには、吸引能力を高めるために調整可能なスチール製バッフルが標準装備されています。
  モアデッキに簡単に取り付けられ、葉を集めたり、スカリファクション後に草を収集するのに最適です。

FD2200でのカッティングと収集は、直径400mmのタービンにより非常に効率的です。このタービンは、最も過酷な状況下や高い湿潤草地でも優れた性能を発揮します。
特別な耐摩耗性スチールで作られており、5つのブレードローターを装備し、効率を高め、耐衝撃保護バルブが装備されています。
フロント部分にダブルベアリングとグリーサーが装備されています。
通気により草をスチールシュートに沿って押し、グラスキャッチャー内で圧縮します。
タービンケーシングは、ネジ止めされた単一のコンポートネントで構成されており、摩耗した場合はメンテナンス時に簡単に取り外すことができます。
タービンは、油圧で作動し、PT0から独立しています。

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• プレフィルター、エンジンフィルター、ディーゼルフィルター、デカンティング装置、油圧オイルフィルターに簡単にアクセスできます。
  また、バッテリー、ベルトテンショナー、PT0電気油圧式クラッチには簡単にもアクセスできます。
  作業員は、可変置換ポンプやギアポンプなどのリア油圧コンポーネントにも簡単にアクセスできます。

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• FD2200TSには155cmの集草付カッターデッキが取り付けられており、モアデッキフレームはスチール製で、アンチスカルプホイールが取り付けられています。
  モアデッキのエッジ周囲には、縁石や側壁との接触によるモアの損傷を防ぐために、フルスチール製強化プロテクション（φ20mm）が取り付けられています。
  モアデッキには、カルダンジョイントトランスミッションと、オイルバスのヘリカルベベルギアを備えた回転楕円対の鉄製アングルギアボックスが装備されています。
  ブレードはディスクに取り付けられ、隠れた障害物による衝撃からトランスミッションを保護するために、耐衝撃性の格納式カッティングエンドが取り付けられています。ブレードは逆回転します。カッティングされた全ての草を集めるために回転します。
  ダッシュボードのプッシュボタンを使用して、油圧式のモアデッキを簡単に傾けて、グラスシュートやカルダンジョイントを取り外すことなく、検査、輸送、メンテナンスを行うことができます。最大傾斜角：52度

FD2200TSは、その全てのコンポーネント、フレーム、モアデッキ、トランスミッションが完全な信頼を保証するために厳しいテストを行っています。
モアデッキ、タービン、フレームは、最高の材料と最新の技術を使用して、100％管理された高品質の製品を開発するために、Grilloによりイタリアで製造されています。
FD2200TSには、2つの事前に選択可能な作業速度のタービンがあり、湿気の多く高い草地などの非常に厳しい環境でも非常に高い刈り取り能力を確保し、その厳しい作業条件下でも騒音と排出の削減を可能にします。
タービンは油圧で作動し、PTOから独立しています。
サーボコントロールの可変置換BOSCHポンプは、油圧駆動で運転をやわらげます。
このポンプには、280BARで校正された2つの圧力バルブ（順方向および逆方向）と、カートリッジ付の油圧フィルター2つ、内側フィルター1つと外側フィルター1つも装備されています。より優れた性能を確保するために、より大きなホイール油圧モーターが取り付けられています。

Grillo FD2200TSには、ショックアブソーバーのサスペンションに搭載された新世代のヤンマーSTAGE5ディーゼルエンジン 4TNV88C、47HP、2190cc、4気筒が搭載されています。エンジンは、騒音と振動を低減させるため2950r.p.mで校正されています。
オイルフィルターの周囲には、オイル冷却システムを備えており、非常に厳しい作業条件でも最適な温度を確保します。

FD2200TSには、診断ソフトウェアが付属しており、作業員がすべてのマシンの機能安全にチェックできます。
選択した機能を実行できない場合には、アラート通知を表示し、短時間でチェックまたは修復するコンポーネントを特定することにより、異常の可能性の診断を行います。
すべてのエンジン作動パラメータと、考えられるエンジン障害も監視されます。
その後。これらのデータは、診断ソフトウェアに送信され、通常のメンテナンスと特別なメンテナンスのために分析されます。

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